第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)が終わると、世界はアメリカを中心とする資本主義(しほんしゅぎ)陣営(じんえい)とソ連(れん)を中心とする社会主義(しゃかいしゅぎ)陣営に分かれました。直接戦争(せんそう)はしないものの激(はげ)しく対立(たいりつ)する状態を冷戦(れいせん)と呼びます。
冷戦(れいせん)というのは、アメリカとソ連が核兵器(かくへいき)や軍事力(ぐんじりょく)で競(きそ)い合いながらも、直接戦わなかった対立のことだよ
戦争が終わったのに、今度はアメリカとソ連が対立したんですね。具体的にはどんなことが起きたんですか?
1945年には国際連合(こくさいれんごう)が設立されて、安全保障理事会(あんぜんほしょうりじかい)が世界の平和(へいわ)を守る役割を担(にな)ったんだ。でも常任理事国(じょうにんりじこく)の拒否権(きょひけん)があって、米ソが対立する問題では機能不全(きのうふぜん)に陥(おちい)ったんだよ
拒否権(きょひけん)があると1か国でも反対すれば決められないんですね…。それで軍事同盟(ぐんじどうめい)を作ったんですか?
そう!アメリカを中心とする西側諸国(にしがわしょこく)はNATO(北大西洋条約機構(きたたいせいようじょうやくきこう))を結成し、ソ連を中心とする東側諸国(ひがしがわしょこく)はワルシャワ条約(じょうやく)機構(きこう)で対抗したんだ
<span class="keyword">冷戦</span>:米ソの対立 → <span class="keyword">国際連合</span>設立も<span class="keyword">拒否権</span>で機能不全 → <span class="keyword">NATO</span>と<span class="keyword">ワルシャワ条約機構</span>が対立!
1949年、中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく)が成立(せいりつ)し、社会主義(しゃかいしゅぎ)陣営が拡大(かくだい)しました。1950年には朝鮮戦争(ちょうせんせんそう)が始まり、冷戦の代理戦争(だいりせんそう)となりました。
朝鮮戦争(ちょうせんせんそう)が「代理戦争」っていうのはどういう意味ですか?
北朝鮮(きたちょうせん)はソ連と中国が支援(しえん)し、韓国(かんこく)はアメリカが支援(しえん)した。つまり米ソが直接戦わずに、朝鮮半島(ちょうせんはんとう)で間接的に争(あらそ)ったんだよ