中世(ちゅうせい)ヨーロッパではローマ教皇(ローマきょうこう)を頂点(ちょうてん)とするカトリック教会(きょうかい)が大きな力を持ちました。一方、東ヨーロッパではビザンツ帝国(ていこく)のもとで正教会(せいきょうかい)が広まりました。
ローマ教皇の呼びかけで、聖地(せいち)エルサレムを取り戻すために十字軍(じゅうじぐん)が派遣(はけん)されたんだ。約200年にわたって何度も遠征(えんせい)が行われた
200年もですか!結局、聖地は取り戻せたんですか?
結局、聖地の奪還(だっかん)には失敗してしまった。でも十字軍をきっかけに東方の文化や品物がヨーロッパに伝わったんだ。その一方で教皇(きょうこう)の権威(けんい)は衰(おとろ)えていった
失敗したのに文化が広まったんですね。戦争にもそういう一面があるんだ...
<span class="keyword">十字軍</span>:<span class="keyword">ローマ教皇</span>の呼びかけで聖地エルサレム奪還を目指すも失敗。東西の文化交流が進んだ
イスラーム世界では学問や芸術(げいじゅつ)が大いに発展(はってん)し、ヨーロッパにも大きな影響(えいきょう)を与(あた)えました。
イスラーム世界ではインド生まれのゼロの概念(がいねん)を取り入れ、医学(いがく)も世界最高水準(すいじゅん)に達したんだ。アラベスク(あらべすく)と呼ばれる美しい幾何学模様(きかがくもよう)の芸術(げいじゅつ)も生まれた
アラベスクってどういう模様なんですか?
幾何学的(きかがくてき)な模様を繰(く)り返す美しいデザインで、モスクの装飾(そうしょく)などに使われたんだ。イスラームでは人や動物の偶像(ぐうぞう)を描かないから、模様の芸術が発展したんだよ