吉宗(よしむね)の改革の後、政治の担い手は将軍(しょうぐん)から老中(ろうじゅう)へと移っていきます。老中田沼意次(たぬまおきつぐ)は、商人(しょうにん)の力を積極的(せっきょくてき)に利用して幕府(ばくふ)の財政(ざいせい)を立て直そうとしました。
田沼意次はそれまでの幕府(ばくふ)の政治とは大きく方針が違っていたんだ。米や年貢(ねんぐ)ではなく、商業(しょうぎょう)の力で財政(ざいせい)を立て直そうとしたんだよ
具体的にはどんなことをしたんですか?
株仲間(かぶなかま)の奨励(しょうれい)だね!商人の同業者組合(どうぎょうしゃくみあい)を公認(こうにん)する代わりに、税金(ぜいきん)を納めさせたんだ
商人は組合が認められて商売がしやすくなり、幕府は税金が入る。お互いにメリットがあったんですね!
老中<span class="keyword">田沼意次</span>は<span class="keyword">株仲間</span>(商人の同業者組合)を公認し、税金を徴収して財政再建を目指した!
他にも商業を活かした政策はあったんですか?
長崎(ながさき)貿易(ぼうえき)も拡大(かくだい)したんだ。銅(どう)や俵物(たわらもの)と呼ばれる海産物(かいさんぶつ)の輸出(ゆしゅつ)を増やしたよ
俵物って具体的にはどんなものですか?
干しアワビ・いりこ・ふかひれなどの海産物だよ。中国で高く売れたんだ。また印旛沼(いんばぬま)の干拓(かんたく)による新田開発(しんでんかいはつ)も計画したんだよ