明治政府(めいじせいふ)の大きな目標は、幕末(ばくまつ)に結ばれた不平等条約(ふびょうどうじょうやく)を改正(かいせい)し、欧米(おうべい)と対等(たいとう)になることでした。
井上馨(いのうえかおる)は鹿鳴館(ろくめいかん)で舞踏会(ぶとうかい)を開くなど欧化政策(おうかせいさく)を進めたんだ。でも交渉(こうしょう)はうまくいかなかったんだよ
西洋風のパーティーを開いても、条約改正にはつながらなかったんですか?
そうなんだ。そんな中、ノルマントン号(ごう)事件が起きて、国民の怒(いか)りが一気に高まったんだ
どんな事件だったんですか?
イギリス船(せん)が沈没(ちんぼつ)した時、イギリス人船長(せんちょう)が日本人乗客(じょうきゃく)を見殺しにしたんだ。しかも領事裁判権(りょうじさいばんけん)のせいで、船長は軽い罪(つみ)で済んでしまったんだよ
<span class="keyword">欧化政策</span>(鹿鳴館)は失敗 → <span class="keyword">ノルマントン号事件</span>で<span class="keyword">領事裁判権</span>撤廃の世論が高まる!
1894年、外務大臣(がいむだいじん)陸奥宗光(むつむねみつ)がイギリスとの交渉(こうしょう)に成功し、領事裁判権(治外法権(ちがいほうけん))を撤廃(てっぱい)しました。
それで不平等条約は全部なくなったんですか?
まだだよ。もうひとつの問題、関税自主権(かんぜいじしゅけん)が残っていたんだ