解説
人類の出現
約700万年前にアフリカで最古の人類である猿人が現れました。猿人は二足歩行を始め、手が自由に使えるようになりました。約240万年前には火を使う原人が登場し、約20万年前に現在の人類の直接の祖先である新人(ホモ・サピエンス)が出現しました。
- 約700万年前:猿人の出現(二足歩行の開始)
- 約240万年前:原人が火を使用(北京原人・ジャワ原人)
- 約20万年前:新人(ホモ・サピエンス)の出現
旧石器時代
人類は石を打ち欠いて作った打製石器を使い、狩りや採集で生活しました。この時代を旧石器時代と呼びます。氷河時代にあたり寒冷な時期が繰り返されました。フランスのラスコーやスペインのアルタミラには、旧石器時代の洞窟壁画が残されています。
- 打製石器を使い狩猟・採集で生活
- 氷河時代:寒冷な気候が繰り返された
- ラスコー(フランス)・アルタミラ(スペイン)の洞窟壁画
新石器時代
やがて表面を磨いた磨製石器や土器を使い始め、農耕や牧畜が始まりました。この時代を新石器時代と呼びます。食料を安定して得られるようになり、人々は定住生活を始めました。人口が増え集落が大きくなり、やがて指導者が生まれ国のもとが形成されていきました。
- 磨製石器・土器の使用開始
- 農耕・牧畜の開始(農業革命)
- 定住生活の始まり → 集落の拡大 → 国家の形成へ
石器の比較
打製石器は石を打ち欠いて作るのに対し、磨製石器は表面をみがいて仕上げます。旧石器時代は打製石器で狩猟・採集の移動生活、新石器時代は磨製石器・土器で農耕・牧畜の定住生活へと変わりました。
- 打製石器(旧石器時代)→ 磨製石器(新石器時代)
- 狩猟・採集(移動生活)→ 農耕・牧畜(定住生活)
- 土器の発明:煮炊き・食料の貯蔵が可能に