解説
冷戦の始まりと国際連合
第二次世界大戦後、アメリカを中心とする資本主義陣営(西側)とソ連を中心とする社会主義陣営(東側)が激しく対立しました。直接戦争はしないものの、核兵器による軍拡競争や代理戦争が繰り広げられたため「冷戦」と呼ばれました。1945年には世界平和を守るため国際連合が設立され、安全保障理事会が中心的な役割を担いましたが、常任理事国の拒否権によりしばしば機能不全に陥りました。
- 米ソを中心とする資本主義と社会主義の対立が冷戦
- 国際連合が1945年に設立、安全保障理事会が中心
- 常任理事国の拒否権で国連が機能不全になることも
軍事同盟と世界の分裂
アメリカを中心とする西側諸国はNATO(北大西洋条約機構)を結成し、ソ連を中心とする東側諸国はワルシャワ条約機構で対抗しました。1949年には中華人民共和国が成立し、社会主義陣営が拡大しました。1950年に始まった朝鮮戦争は冷戦の代理戦争となりました。またアジア・アフリカでは多くの国が独立し、1960年は「アフリカの年」と呼ばれました。先進国と発展途上国の経済格差は「南北問題」として国際社会の課題となり、ベルリンの壁は東西対立の象徴となりました。
- NATO(西側)とワルシャワ条約機構(東側)が対立
- 朝鮮戦争は冷戦の代理戦争
- 1960年「アフリカの年」、南北問題が国際課題に