解説
冷戦下の国際情勢
1955年のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)では、植民地支配からの独立を果たした国々が平和共存を訴えました。しかし冷戦は激化し、1962年のキューバ危機では米ソが核戦争の瀬戸際に立ちました。これを機に部分的核実験禁止条約が結ばれました。ベトナム戦争ではアメリカが介入を深め、世界中で反戦運動が広がりました。アメリカではキング牧師が公民権運動を指導しました。ヨーロッパではヨーロッパ共同体(EC)が結成され、経済統合が進みました。
- アジア・アフリカ会議で平和共存を訴える
- キューバ危機で核戦争の瀬戸際、部分的核実験禁止条約へ
- ベトナム戦争と反戦運動、EC結成で欧州統合が進む
日本の国際復帰と外交
1956年の日ソ共同宣言でソ連との国交が回復し、日本は国際連合に加盟しました。日米安全保障条約を基軸としつつ、1965年に日韓基本条約で韓国との国交を正常化しました。1968年には小笠原諸島が返還され、1972年には沖縄が日本に返還されました。非核三原則を掲げた佐藤栄作首相はノーベル平和賞を受賞しました。1972年の日中共同声明で中国との国交が正常化し、1978年には日中平和友好条約が結ばれました。朝鮮戦争の影響で朝鮮半島は南北に分断されたままでした。
- 日ソ共同宣言で国連加盟、沖縄・小笠原諸島の返還
- 日韓基本条約で韓国と国交正常化
- 日中共同声明・日中平和友好条約で中国と国交正常化