解説
江戸幕府の成立と幕藩体制
1600年の関ヶ原の戦いで石田三成らを破った徳川家康は、1603年に征夷大将軍に任じられ、江戸に幕府を開きました。将軍と大名がそれぞれの領地で土地と人々を支配するしくみを幕藩体制といいます。大名は将軍から1万石以上の領地を与えられた武士で、徳川家の一族である親藩、関ヶ原以前から従っていた譜代大名、関ヶ原以降に従った外様大名の3種類に分けられました。
- 関ヶ原の戦い(1600年):家康が石田三成を破る
- 1603年:徳川家康が江戸幕府を開く
- 幕藩体制:将軍と大名による支配のしくみ
- 大名の種類:親藩・譜代大名・外様大名
大名統制と幕府のしくみ
幕府は武家諸法度を定めて大名を統制し、3代将軍徳川家光のときに参勤交代が制度化されました。大名は1年おきに領地と江戸を往復し、莫大な費用がかかりました。また、禁中並公家諸法度で天皇や公家も統制しました。幕府の最高職は老中で、将軍直属の家臣には旗本と御家人がいました。幕府が直接支配した土地は幕領と呼ばれ、家康をまつる日光東照宮は幕府の権威の象徴となりました。
- 武家諸法度:大名統制のための法律
- 参勤交代:大名が領地と江戸を1年おきに往復する制度
- 禁中並公家諸法度:天皇・公家を統制する法律
- 老中:幕府の最高職、旗本:将軍に会える直属の家臣