解説
琉球王国と薩摩藩
琉球王国は薩摩藩の侵攻を受けて支配下に置かれましたが、表面上は独立した王国として中国(清)との中継貿易を続けました。薩摩藩は琉球から奄美群島を取り上げて直接支配し、貿易の利益を独占しました。琉球国王や将軍の代替わりの際には琉球使節が江戸へ送られ、幕府の権威を示す役割も果たしました。
- 琉球王国:薩摩藩の支配下に置かれた南方の王国
- 薩摩藩:琉球を支配し貿易の利益を独占
- 中継貿易:琉球が中国と日本の間で行った貿易
- 奄美群島:薩摩藩が琉球から取り上げ直接支配した島々
アイヌ民族と松前藩
蝦夷地(北海道・千島列島・樺太)ではアイヌ民族が漁業や狩猟を営み、独自の文化を築いていました。松前藩はアイヌとの交易を独占し、蝦夷地の窓口となりました。しかし不公平な交易に不満を持ったアイヌの首長シャクシャインが1669年に蜂起しましたが、松前藩に鎮圧されました。
- 蝦夷地:江戸時代の北海道・千島列島・樺太の呼び名
- 松前藩:アイヌとの交易を独占した藩
- シャクシャインの蜂起(1669年):不公平な交易への抵抗
- アイヌ民族:独自の文化を持つ蝦夷地の先住民族