解説
旧石器時代の暮らし
数万年前の氷河時代、日本列島は大陸と陸続きでした。人々はナウマンゾウやオオツノジカを狩る移動生活を送り、石を打ち欠いた打製石器を使っていました。群馬県の岩宿遺跡で相沢忠洋が打製石器を発見し、日本にも旧石器時代があったことが証明されました。
- 氷期:日本が大陸と陸続き
- 打製石器で狩猟・移動生活
- 岩宿遺跡(群馬県):日本の旧石器時代を証明
石器の材料
旧石器時代の石器の材料には、黒いガラス質の黒曜石や香川県産のサヌカイトが使われました。遠く離れた場所からも黒曜石が見つかることから、すでに広い範囲での物の交換が行われていたと考えられています。
- 黒曜石:黒いガラス質の石
- サヌカイト:香川県の石器材料
- 遠方の石材 → 交易の証拠
縄文時代の始まり
約1万数千年前、氷河時代が終わり気候が温暖になると、海面が上昇して日本列島は大陸から切り離されました。森が広がり食料が豊富になったことで、人々はたて穴住居を作って定住生活を始めました。煮炊きに使う縄文土器も作られるようになりました。
- 気候温暖化 → 海面上昇 → 日本列島誕生
- たて穴住居で定住生活
- 縄文土器:縄目の文様、煮炊きに使用
縄文人の暮らしと文化
縄文人は狩り・漁・木の実の採集で食料を得ていました。食べ終わった貝殻や骨を捨てた場所が貝塚として残り、当時の生活を知る手がかりになっています。祈りや魔よけのために土偶を作り、死者は屈葬で埋葬されました。青森県の三内丸山遺跡は縄文時代の大規模な集落跡です。
- 貝塚:食生活を知る手がかり
- 土偶:祈り・魔よけの人形
- 三内丸山遺跡(青森県):大規模集落