解説
中世ヨーロッパとキリスト教
西ヨーロッパではカトリック教会が大きな力を持ち、その頂点にはローマ教皇が立ちました。キリスト教は人々の生活に大きな影響を与え、教会は教育や文化の中心となりました。11世紀末からは聖地エルサレム奪還を目指して十字軍が派遣されました。東ヨーロッパではビザンツ帝国(東ローマ帝国)が繁栄し、正教会が広まりました。こうして中世ヨーロッパのキリスト教はカトリック教会と正教会に分かれていきました。
- ローマ教皇:カトリック教会の頂点に立つ指導者
- 十字軍:聖地エルサレム奪還のために派遣された軍
- ビザンツ帝国:東ローマ帝国の別称、正教会が広まる
イスラーム世界の発展
7世紀にアラビア半島でイスラームが成立し、急速に勢力を拡大しました。イスラーム世界ではインドを起源とするゼロの概念が使用され、医学が最高水準に達するなど学問が発展しました。アラベスクと呼ばれる幾何学的な模様の芸術が生まれ、独自の文化が花開きました。16世紀にはオスマン帝国がイスタンブールを首都として大きな勢力を誇りました。
- イスラーム:7世紀にアラビア半島で成立した宗教・国家
- ゼロの概念やアラベスクなど独自の学問・芸術が発展
- オスマン帝国:イスタンブールを首都とする大帝国