解説
「国民」の誕生
フランス革命が掲げた「自由・平等」の理想は、ナポレオンの遠征によってヨーロッパ中に広まりました。それまでバラバラだった人々が、同じ言語や文化を持つ仲間として「国民」という意識に目覚め、一つの国を作ろうとし始めました。
- 同じ言語・文化を持つ仲間としての「国民」意識
- 徴兵制:国を守るのは国民の義務
- 義務教育:国民としての一体感を育む
ヨーロッパ各国の動き
ナポレオン失脚後も、ヨーロッパでは自由を求める動きが続きました。フランスでは男性普通選挙が実現し、イギリスでは二大政党制が発展しました。
- フランス:男性普通選挙の実現
- イギリス:二大政党による政党政治の発展
- 各地で自由主義・民族主義の運動
ドイツ統一と中南米の独立
プロイセンの首相ビスマルクが「鉄と血(軍備と戦争)」による強力な指導力でドイツを統一しました。中南米では、ヨーロッパの混乱に乗じてスペインやポルトガルから独立する国々が次々と現れました。
- ビスマルク:「鉄血宰相」がドイツを統一
- イタリアも統一を達成
- 中南米諸国の独立