解説
南下政策
広大な領土を持つロシアの弱点は、冬に凍ってしまう港が多いことでした。そこで、一年中使える「不凍港」を求めて南へ勢力を広げようとする南下政策を推し進めました。
- 不凍港を求めて南へ拡大
- 黒海・地中海への進出を目指す
- イギリス・フランスとの対立
クリミア戦争
ロシアの南下政策は、地中海やアジアでの利権を守りたいイギリスやフランスとの間で激しい対立を生みました。1853年、クリミア半島をめぐってクリミア戦争が勃発し、ロシアは敗北しました。
- クリミア戦争(1853-1856年)
- イギリス・フランス・オスマン帝国と対立
- ロシアの敗北と近代化の必要性
ロシアの改革
クリミア戦争での敗北後、ロシアは近代化の必要性を痛感しました。農奴解放令を出すなど改革を進めましたが、西ヨーロッパとの差は大きく、後にロシア革命へとつながる社会問題を抱えていました。
- 農奴解放令(1861年)
- 近代化の遅れ
- 社会的矛盾の蓄積