解説
学徒出陣と勤労動員
戦争が長引くにつれ、兵力も労働力も不足していきました。1943年には大学生が戦場に送られる学徒出陣が始まり、多くの若者が学業を中断して出征しました。また、中学生や女学生も軍需工場で働く勤労動員が行われ、国民すべてが戦争に動員される総動員体制が敷かれました。
- 1943年から学徒出陣で大学生が戦場へ
- 中学生・女学生も軍需工場で勤労動員
- 国民総動員体制が敷かれた
疎開と金属供出
空襲が激しくなると、都市部の子どもたちは地方へ疎開しました。親元を離れ、見知らぬ土地での生活は子どもたちにとって辛いものでした。また、鉄や銅などの金属が不足し、家庭の鍋や寺の鐘まで金属供出として政府に回収されました。
- 空襲を避けるため子どもたちが地方へ疎開
- 家庭の鍋や寺の鐘も金属供出で回収
- 物資不足で国民生活が極度に苦しくなった
配給制と食糧難
戦時中は食料や日用品が配給制となり、米・味噌・砂糖などは配給切符がなければ手に入りませんでした。配給量も次第に減り、国民は深刻な食糧難に苦しみました。「欲しがりません勝つまでは」というスローガンのもと、国民は我慢を強いられました。
- 食料・日用品が配給制に
- 「欲しがりません勝つまでは」のスローガン
- 国民は深刻な食糧難に苦しんだ