解説
根号の和差(同類項的に扱う)
同じルートの数は、文字式の同類項と同じようにまとめられるよ。3√2 + 5√2 = 8√2 のように、ルートの前の数だけを足し引きするんだ。ただし √2 + √3 のように違うルートはまとめられないから注意!
- 同じ√はまとめられる: 3√2 + 5√2 = 8√2
- 違う√はまとめられない: √2 + √3 はこのまま
- √の中を簡単にしてからまとめる: √8 + √2 = 2√2 + √2 = 3√2
展開公式の適用
ルートを含む式でも展開公式が使えるよ。(√3 + 1)(√3 − 1) は (a+b)(a−b) = a² − b² の形だから、(√3)² − 1² = 3 − 1 = 2 になる。ルートが消えてスッキリ!
- (√a + b)(√a − b) = a − b²(和と差の積)
- (√a + b)² = a + 2b√a + b²(完全平方)
- 展開後にルートが消えることもある!
分配法則と根号
分配法則 a(b+c) = ab+ac はルートを含む式でもそのまま使えるよ。√2(√6+√3) なら、√2×√6 + √2×√3 = √12 + √6 = 2√3 + √6 となる。ルート同士のかけ算を先に計算してから簡単にするのがコツ!
- √a(√b + √c) = √(ab) + √(ac) と展開する
- 展開後は √ の中を素因数分解して簡単にする
- √2 × √6 = √12 = 2√3 のように計算できる
いろいろな展開公式
(√a + b)² や (√a − b)² のような完全平方公式もルートで使えるよ。(√5 + 2)² = (√5)² + 2×2×√5 + 2² = 5 + 4√5 + 4 = 9 + 4√5 のように展開する。符号に気をつけて丁寧に計算しよう。
- (√a + b)² = a + 2b√a + b²
- (√a − b)² = a − 2b√a + b²
- (√a)² = a(ルートと2乗は打ち消し合う)
式の値と平方根の利用
「x = √5 + 1 のとき x² − 2x + 1 の値を求めよ」のような問題では、式を因数分解や変形してから代入すると計算が楽になるよ。x² − 2x + 1 = (x−1)² だから、x−1 = √5 を代入すると (√5)² = 5 となる。有理化を使って式を整理するのも大事!
- 式を因数分解してから代入すると計算が楽になる
- x = √5 + 1 のとき x − 1 = √5 と変形して使う
- 有理化で分母のルートを消してから計算することも